ネバーゴーンアウト（2017年生、母エバーシャイニング）

ネバーゴーンアウト（2017年3月13日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「決して消えない」。毛色は青鹿毛。種牡馬のヴィクトワールピサ（当時10歳）と交配したエバーシャイニングが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は中田英樹。主な勝ち鞍は2021年の4歳以上1勝クラス。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中田英樹から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、レックスによって777.6万円で落札された。

鹿戸雄一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

7月7日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は492kg。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月4日、中3週で迎えた2戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

12月15日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のグランエクセレントを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

3歳（2020年）

1月11日、中3週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラスの朱竹賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

2月23日、中5週で迎えた5戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのあざみ賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（中山芝1200m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦1勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

4月18日、中4週で迎えた7戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの雪うさぎ賞（福島芝1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた8戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた9戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

8月15日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラスの村上特別（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は武藤雅騎手（1戦0勝）。17頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた11戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

10月10日、中3週で迎えた12戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた13戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

4歳（2021年）

1月5日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は菅原明良騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

5月1日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg絞って迎えた15戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、グイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のマイネルホイッスルに2馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

5月30日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上2勝クラス（中京芝1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上2勝クラスの相模湖特別（東京芝1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は藤田菜七子騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

8月14日、中7週で迎えた18戦目は、3歳以上2勝クラスの新発田城特別（新潟芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は杉原誠人騎手（1戦0勝）。17頭立ての17番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上2勝クラスの白井特別（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉原誠人騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、リードを2馬身以上確保して、かなり遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に敗れた。

11月21日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた20戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの南武特別（東京芝2400m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

12月18日、中3週で迎えた21戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

5歳（2022年）

1月22日、中4週で迎えた22戦目は、牝馬限定の4歳以上2勝クラスの東雲賞（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は杉原誠人騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

2月12日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた23戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの春日特別（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上2勝クラスの和田岬特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上2勝クラスの摂津特別（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村淳也騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた26戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの両国特別（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って8着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた27戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの丹波特別（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた28戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの秩父特別（東京芝2000m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上2勝クラスの高尾特別（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

9月25日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた30戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの木更津特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は黛弘人騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた31戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた32戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの武田尾特別（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上2勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は永野猛蔵騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

6歳（2023年）

5月6日、約6か月の休み明けで迎えた34戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた35戦目は、4歳以上2勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた36戦目は、水沼元輝騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの由比ヶ浜特別（東京芝1400m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた37戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの皆生特別（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

12月24日、約6か月半の休み明けで迎えた38戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスのクリスマスカップ（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に終わった。

7歳（2024年）

1月20日、中3週で迎えた39戦目は、4歳以上2勝クラスの東雲賞（中山芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた40戦目は、4歳以上2勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい8着に終わった。

2024年2月15日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。