あざみ賞

レース展開

ヒバリが隊列を引っ張る形、半馬身後ろの位置にワンダーカタリナが取り付く

ヒバリが敢然とハナを奪い、僅かなリードで馬群を引っ張っていく。2番手にワンダーカタリナが続く。その直後、ジュランドが3番手の絶好位につける。続いて、メメントモリとミーハディビーナは好位をキープ。先団後ろのポジションに付けたのはジュニパーベリー。その1馬身後ろ、ルガーサントとメイショウマサヒメは中団やや前。ネバーゴーンアウトとニシノストームは中団馬群の真ん中を併走。シゲルミズガメザは中団後方の位置取り。その後ろ、エイリアス、ハワーマハル、リインフォースらが12番手。後方2番手の位置で力を溜めるのはクリノアンカーマン、シゲルキンセイ、サンアンティモニー。少し離れた最後方にキタカラキタムスメがいる隊列で最初のコーナーを通過。

あざみ賞、ニシノストームが低かった下馬評を物ともしない力走を見せて勝利を手にする

先頭はワンダーカタリナでリードは半馬身。2番手にヒバリが続く。そのあと、メメントモリが3番手。1馬身離れて、ルガーサント、ジュランド、ジュニパーベリー、ミーハディビーナらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、4番手から抜け出したのはジュニパーベリー。そのまま押し切るかに思われたが、中団前目にいた14番人気のニシノストームが異次元の末脚を弾けさせ前にいた7頭を差し切り、最後は後続に2馬身の差をつけて勝利を決めた。2着には、先行勢の後ろの位置からスパッと切れる脚を見せたジュニパーベリーが続き、2着とハナ差の3着には、途中から先頭に立ったワンダーカタリナが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えた17番人気のミーハディビーナが入線、さらにクビ差の5着には、中団後方にいたリインフォースが食い込み、1番人気に推されたメメントモリは絶好位から辛抱強く脚を伸ばしたそこからクビ差の6着に敗れた。2番人気のシゲルミズガメザは中団後方にいたが末脚不発で11着に敗れた。