ヒバリ（2017年生、母エトピリカ）

経歴

デビュー前

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

8月4日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のルガーサントを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

9月1日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、2歳G3の小倉2歳ステークス（小倉芝1200m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端を取り切り、タフなペースでレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に敗れた。

3歳（2020年）

1月25日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg絞って迎えた3戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの萌黄賞（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

2月23日、中3週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラスのあざみ賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって17着に敗れた。

3月20日、中3週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラスのさわらび賞（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（2戦1勝）。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したカバジェーロにハナ差届かず2着となった。

4月18日、中3週で迎えた6戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神芝1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

6月20日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1200m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で泉谷楓真騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったビアイに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月11日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1200m 曇/重）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で泉谷楓真騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい11着に敗れた。

10月24日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 雨/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（2021年）

1月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したデトロイトテソーロを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

3月6日、中6週で迎えた11戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの大牟田特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張ったが、6着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラス（中京芝1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は富田暁騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい13着に敗れた。

7月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた15戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、6着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラスの筑紫特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。17頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不屈の闘志でしぶとく粘り込んで、最後は2着のルージュグラースをクビ差振り切って久しぶりに勝ち星を挙げた。

11月13日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの会津特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。

5歳（2022年）

1月16日、中8週で迎えた18戦目は、4歳以上2勝クラスの小郡特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は富田暁騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい11着に敗れた。

2022年1月20日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。