ライサムード（1999年生、母シティライト）

ライサムード（1999年4月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「陽気な気分」。毛色は栗毛。種牡馬のブラックタイアフェアー（当時13歳）と交配したシティライトが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方9戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の一般C3。

経歴

デビュー前

12歳のとき、辻牧場から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

3月31日、デビュー戦は石山繁騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

7月7日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 小雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

10月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったベストアクトレスに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

10月27日、中1週で迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月30日、中8週で迎えた6戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、ポインセチア特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（2003年）

1月27日、中3週で迎えた7戦目は、一般C3（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミレニアムゼファーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月15日、中2週で迎えた8戦目は、むくげ特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた9戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、ざぜんそう特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月19日、中6週で迎えた10戦目は、桜草特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月4日、中1週で迎えた11戦目は、新緑特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったフェアリーマックから2馬身半差の2着となった。

5月25日、中2週で迎えた12戦目は、若葉特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月22日、中3週で迎えた13戦目は、紫陽花特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で金井正幸騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた14戦目は、ひまわり特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で金井正幸騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったジャスピライトからクビ差の2着に甘んじた。