スノウリリー（2018年生、母コスモリリー）

スノウリリー（2018年5月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「雪+ユリ。父の馬体のイメージと母名の一部より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のジョーカプチーノ（当時12歳）と交配したコスモリリーが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はタツヤファーム。主な勝ち鞍は2021年の3歳C1。

経歴

デビュー前

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

8月15日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は402kg。18頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、5着に終わった。

9月12日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に敗れた。

10月11日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい14着に敗れた。

11月22日、中5週で迎えた4戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい15着に終わった。

12月30日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったボディダブルに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

3歳（2021年）

1月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた7戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のワンナイトスタンドに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

2月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた10戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳B（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

5月28日、中8週で迎えた11戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（園田ダート1230m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

6月25日、中3週で迎えた12戦目は、3歳C1 C2（園田ダート820m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐々木世麗騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったライトヴィグラスに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

7月8日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 曇/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は下原理騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

7月28日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木世麗騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったサキガケバイオに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

8月20日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木世麗騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐々木世麗騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで敢闘したが、マオノヴァイザーに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

9月23日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で佐々木世麗騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエクストレミティーに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月13日、中2週で迎えた18戦目は、長尾翼玖騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1230m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は佐々木世麗騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐々木世麗騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のトーアセレーネに2馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

12月9日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木世麗騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた22戦目は、シンビジウム賞（園田ダート1230m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で佐々木世麗騎手（9戦2勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4歳（2022年）

1月4日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で佐々木世麗騎手（10戦2勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、シルクハットに交わされて2馬身差の2着となった。

1月18日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1500m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は長尾翼玖騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

2月10日、中2週で迎えた25戦目は、大山龍太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた26戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（姫路ダート800m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

3月15日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は佐々木世麗騎手（11戦2勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐々木世麗騎手（12戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐々木世麗騎手（13戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で佐々木世麗騎手（14戦2勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で佐々木世麗騎手（15戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、アブラアルバムに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月1日、約3か月半の休み明けで迎えた32戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で佐々木世麗騎手（16戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

9月23日、中2週で迎えた33戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた34戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

11月2日、中2週で迎えた35戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパシャディーバに9馬身の差をつけて順当に勝利した。

11月24日、中2週で迎えた36戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は下原理騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

12月20日、中3週で迎えた37戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は長尾翼玖騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず最後はホートンプレインズと並んで8着同着となった。

5歳（2023年）

1月19日、中3週で迎えた38戦目は、4歳以上C2三（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。