バティックオーレ（2021年生、母ファインセイコー）

バティックオーレ（2021年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「胸の高鳴り(伊)」。毛色は青鹿毛。種牡馬のフリオーソ（当時17歳）と交配したファインセイコーが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は市川牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方19戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2024年のただいまみっちゃん1周年記念。

経歴

デビュー前

1歳のとき、市川牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、松田幸生によって385万円で落札された。

青木孝文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

2月4日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

2月10日、連闘で迎えた2戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

3月17日、中4週で迎えた3戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた4戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 小雨/重）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

6月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、大江原比呂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

6月30日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大江原比呂騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

7月10日、中0週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた7戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトあさがお特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

8月16日、中4週で迎えた8戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のただいまみっちゃん1周年記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジーティーオウカに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月12日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の笠松けいば秋まつりまであと30日（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったセブンスリーローズに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

10月9日、中3週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた10戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、笠松けいば秋まつりまであと3日（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた11戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

4歳（2025年）

1月7日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ミエルシトロンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

1月21日、中1週で迎えた13戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川慎騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で東川慎騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた15戦目は、一般C10 C13（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川慎騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き4着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた16戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、C級セレクション（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったショウブウンを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

4月19日、中6週で迎えた17戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、一般C2 19（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2 17（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のカシノエタンセルに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月11日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2-9（佐賀ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田義貴騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2-7（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山田義貴騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた21戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、一般C2-6（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったモズジャックポットに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月21日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山田義貴騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

8月23日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、一般C2-10（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山田義貴騎手（6戦1勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

11月2日、中9週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた25戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、博多和牛杯（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

11月16日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2-10（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山田義貴騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた27戦目は、林悠翔騎手を鞍上に迎えて、なんてったってゾンビですから、紺野純子記念（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。