トモノボーイ（2019年生、母トモノメジェール）

トモノボーイ（2019年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+男の子」。毛色は栗毛。種牡馬のアジアエクスプレス（当時8歳）と交配したトモノメジェールが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は北洋牧場。戦績は、中央平地14戦1勝、地方9戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2021年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

浜田多実雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

7月18日、デビュー戦は永野猛蔵騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1150m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は492kg。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

11月6日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るアスターヘキサゴンを圧倒的な末脚でクビ差だけ差し切って未勝利戦を制した。

11月25日、中2週で迎えた3戦目は、2歳Jpn2の兵庫ジュニアグランプリ（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

3歳（2022年）

4月24日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1400m 小雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた5戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中京ダート1200m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

10月10日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

10月30日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた8戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。

4歳（2023年）

1月14日、中8週で迎えた9戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 曇/重）に58kgの斤量を背負って出走。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた10戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた11戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

3月19日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は川端海翼騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

3月25日、連闘で迎えた13戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

6月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、アルビレオ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

6月17日、中0週で迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラス（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

10月4日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、円山川特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた17戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 小雨/重）に出走。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

5歳（2024年）

1月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

1月23日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた19戦目は、姫路和牛特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

2月21日、中3週で迎えた20戦目は、ミモザ賞（姫路ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

3月21日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1230m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた22戦目は、SAKURAダッシュ（園田ダート820m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上B2（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したキングダイヤモンドを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

2021年12月2日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。