フィールドステイ（2014年生、母オヘソノタカラモノ）

フィールドステイ（2014年2月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時20歳）と交配したオヘソノタカラモノが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はタイヘイ牧場。主な勝ち鞍は2017年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、タイヘイ牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、地田勝三によって1,404万円で落札された。

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

10月16日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は500kg。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

11月12日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた3戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は古川吉洋騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

3歳（2017年）

4月2日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、伸びてきたワンダープラヤアン決め手に屈して半馬身差の2着となった。

4月22日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた7戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（5戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したワイルドフォックスを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月25日、中2週で迎えた9戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のタイキブリジャールに1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2018年）

2月25日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（2戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続でC.ルメール騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着に入った。

4月28日、中1週で迎えた13戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、抜け出したグレートブレスにクビ差届かず2着に甘んじた。

5月19日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月22日、中8週で迎えた15戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

8月4日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（6戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

5歳（2019年）

6月23日、約11か月の休み明けで迎えた17戦目は、3歳以上1勝クラス（函館ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上1勝クラスの立待岬特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（8戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい10着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上1勝クラス（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川吉洋騎手（9戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

9月5日、中6週で迎えた20戦目は、田村直也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1230m 雨/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

10月11日、中4週で迎えた21戦目は、スポニチなにわ賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村直也騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた22戦目は、創刊70周年記念ニッカン菊園特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田村直也騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた23戦目は、朝来市岩津ねぎ特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田村直也騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた24戦目は、師走特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田村直也騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

6歳（2020年）

1月23日、中5週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた25戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で田村直也騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で田村直也騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた27戦目は、宝塚特別（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で田村直也騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で田村直也騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で田村直也騎手（9戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。