ゲイトウェイワイド（1988年生、母ニツソウリプロン）

ゲイトウェイワイド（1988年4月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエリモタイヨー（当時8歳）と交配したニツソウリプロンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）木戸口牧場。戦績は、中央平地17戦1勝2着1回、地方13戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1992年の陸奥湾特別(500万下)。

経歴

デビュー前

新後閑帥造厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（1990年）

10月19日、デビュー戦は金井正幸騎手を鞍上に据えて、3歳（高崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリアルバラドルに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月17日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月29日、中5週で迎えた3戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1991年）

1月12日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月3日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた6戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のナンタイスパークに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

6月8日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月5日、中3週で迎えた8戦目は、4歳（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスダンディーに5馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

7月25日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のペルセウス特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（6戦2勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の高崎オークス（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で金井正幸騎手（7戦2勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったミサトメモリーから1馬身差の2着となった。

9月23日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦の北日本オークス（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で金井正幸騎手（8戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったモガミハヤブサから7馬身差の2着となった。

10月15日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、3歳戦の奥利根特別（高崎ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で金井正幸騎手（9戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月17日、中4週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた13戦目は、3歳戦の北関東菊花賞（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で金井正幸騎手（10戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（1992年）

2月2日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の平尾台特別（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

2月16日、中1週で迎えた15戦目は、柴崎勇騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の響灘特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

3月22日、中4週で迎えた16戦目は、酒井健二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

4月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井健二騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

5月3日、中3週で迎えた18戦目は、菊川正達騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の悠久山特別（新潟芝2200m 外回り曇/良）に50kgの軽斤量で出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

5月10日、連闘で迎えた19戦目は、今井規和騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の朝日岳特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

6月27日、中6週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小迫次男騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

7月18日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた22戦目は、根本康広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の陸奥湾特別（函館ダート1700m 雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るジュエルトウショウを自慢の末脚で半馬身差し切って4勝目をつかんだ。

9月5日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下の渡島特別（函館ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で根本康広騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

11月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた24戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で根本康広騎手（2戦1勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

12月5日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた25戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は酒井健二騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井健二騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

5歳（1993年）

2月6日、中6週で迎えた27戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は根本康広騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3月6日、中3週で迎えた28戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で根本康広騎手（4戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

3月27日、中2週で迎えた29戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で根本康広騎手（5戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月15日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、木藤隆行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の清津峡特別（新潟ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったフミノロックアップに詰め切れず、7馬身差の2着となった。