モンシェル（2011年生、母タニノジャドール）

モンシェル（2011年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「親愛なる（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のストーミングホーム（当時13歳）と交配したタニノジャドールが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はカントリー牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方38戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は2015年の4歳以上C2-6。

経歴

デビュー前

ノルマンディーオーナーズクラブにて総額1,400万円（3.5万×400口）で一口馬主が募集された。

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

2月8日、デビュー戦は中谷雄太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は372kg。18頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず12着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた2戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

4月26日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

7月19日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から30kg戻して迎えた4戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

8月23日、中4週で迎えた5戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず16着に終わった。

9月27日、中4週で迎えた6戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 28（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したネオマイスターを差し切れず、2馬身差の2着となった。

10月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のオモテナシをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

11月2日、中2週で迎えた8戦目は、からあげもり山杯（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月9日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上C2 43（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマイネルフンケルンを次元の違う末脚で半馬身差し切って2勝目を掴み取った。

11月24日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で児島真二騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクラウンカンターレを凄まじい末脚でハナ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

12月14日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上C2-40（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で児島真二騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のハクシンファミリーに2馬身の差をつけて4勝目をマークした。

12月28日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で児島真二騎手（7戦4勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったクリノオーに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

4歳（2015年）

1月11日、中1週で迎えた14戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

2月1日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るドリームスクリーンを猛烈な末脚で半馬身差し切って制した。

2月14日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた17戦目は、桜月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず3着に敗れた。

3月28日、中2週で迎えた18戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は児島真二騎手（8戦4勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（9戦4勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（10戦4勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（11戦4勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた23戦目は、山口以和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山口以和騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

7月12日、中1週で迎えた25戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジョイフルサンデーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

7月26日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は山口以和騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（12戦4勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るワンダーベレーザを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて6勝目をマークした。

8月23日、中1週で迎えた28戦目は、てんびん座特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は山口以和騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は児島真二騎手（13戦5勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（14戦5勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（15戦5勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

10月12日、連闘で迎えた32戦目は、3歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（16戦5勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

10月31日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、3歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（17戦5勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアイアンフォックスを鮮やかな末脚で3/4馬身差し切って7勝目を収める

11月8日、連闘で馬体重を前走から5kg絞って迎えた34戦目は、3歳以上C2 45（佐賀ダート1300m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は山口以和騎手（4戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

12月7日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた35戦目は、柿本量平騎手を鞍上に迎えて、あなたの街にサンタは来るで賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

5歳（2016年）

1月4日、中3週で迎えた36戦目は、塚本弘隆騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の紅梅賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた37戦目は、小松菜ハイボールをもう1杯!（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本弘隆騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

2月3日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた38戦目は、牝馬限定のハンデ戦の越生梅林賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は柿本量平騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

2月17日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた39戦目は、一般C2七八（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柿本量平騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

3月2日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた40戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿本量平騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

3月8日、連闘で馬体重を前走から8kg戻して迎えた41戦目は、一般C2六七（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柿本量平騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

4月13日、中4週で迎えた42戦目は、一般C2八九（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柿本量平騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた43戦目は、一般C2八九（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で柿本量平騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。