カゼノムサシ（1997年生、母エレンガール）

経歴

デビュー前

2歳（1999年）

11月12日、デビュー戦は堀千亜樹騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は509kg。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るアヅマシャープリーを上がり2位の末脚でハナ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

3歳（2000年）

1月10日、中7週で迎えた2戦目は、3歳戦の福寿草特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

9月26日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るハネダスプラッシュを次元の違う末脚で半馬身差し切って2勝目をつかんだ。

11月19日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦の野菊特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で堀千亜樹騎手（4戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のイブキブラボーに4馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

12月6日、中1週で迎えた6戦目は、八幡山特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で堀千亜樹騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4歳（2001年）

6月24日、約6か月半の休養明けで迎えた7戦目は、わし座特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で堀千亜樹騎手（6戦3勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、伸びてきたショウリノスター決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

7月13日、中2週で迎えた8戦目は、さそり座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で堀千亜樹騎手（7戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったダイヤモンドステラに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月9日、中3週で迎えた9戦目は、一般B3四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で堀千亜樹騎手（8戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた10戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で堀千亜樹騎手（9戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた11戦目は、一般B3四（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で堀千亜樹騎手（10戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして突き抜け、最後は2着のイチブリージェントに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月9日、中3週で迎えた12戦目は、リエンダ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で堀千亜樹騎手（11戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた13戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、リゲル賞（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したゴールドテッカネンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

12月10日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、一般B2四（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた15戦目は、ファイナルドリーム賞（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったダテノバサラに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5歳（2002年）

1月9日、中1週で迎えた16戦目は、初富士賞（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったユキノエイスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

1月23日、中1週で迎えた17戦目は、ガーネット賞（大井ダート1690m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

2月21日、中3週で迎えた18戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、如月賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた19戦目は、春麗賞（大井ダート1790m 曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、伸びてきたジュエルウルフ決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

3月22日、中1週で迎えた20戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の爽春賞（大井ダート1790m 雨/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で驀進したが、勝ったジーナフォンテンにねじ伏せられてクビ差の2着に惜敗した。

4月27日、中4週で迎えた21戦目は、ハンデ戦のシリウス賞（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（6戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。