シゲルリョウケンザ（2010年生、母シゲルキートス）

シゲルリョウケンザ（2010年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋りょうけん座」。毛色は青鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時14歳）と交配したシゲルキートスが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）千葉飯田牧場。戦績は、中央平地14戦0勝、地方18戦7勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の一般C1六。

経歴

デビュー前

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

11月10日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

12月9日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

3歳（2013年）

4月28日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島信二騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

6月2日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島信二騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

7月15日、中5週で迎えた5戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクリノマッキンリーに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月27日、中1週で迎えた6戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のアマクサタカラジマに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

8月14日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグリューエンに6馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

8月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のマイネルピルグリムに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月9日、中5週で迎えた9戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーセンハナミズキに8馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月14日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のテッペントッタルに3馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

4歳（2014年）

1月5日、中6週で迎えた12戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立ち、リードを2馬身以上保って、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

3月1日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた16戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた17戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

5月10日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

6月29日、中6週で迎えた19戦目は、N.ローウィラー騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1300m 雨/重）に出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、5着を確保した。

7月26日、中3週で迎えた20戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

8月24日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は江田照男騎手（2戦0勝）。18頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。17着に終わった。

10月14日、中6週で迎えた22戦目は、一般C1六（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は藤江渉騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のトゥービーハッピーに1馬身の差をつけて7勝目を収める

11月3日、中2週で迎えた23戦目は、スパーキングナイター（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ティアランに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

12月5日、中4週で迎えた24戦目は、船橋ファイナル2014（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（5戦3勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた25戦目は、ハッピーエンド特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（6戦3勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

5歳（2015年）

1月1日、中1週で迎えた26戦目は、ジョイホース横浜賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤江渉騎手（7戦3勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

1月26日、中3週で迎えた27戦目は、一般C1六（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で藤江渉騎手（8戦3勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた28戦目は、猫柳賞（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で藤江渉騎手（9戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた29戦目は、弓立山特別（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で藤江渉騎手（10戦3勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

3月2日、中0週で迎えた30戦目は、春麗特別（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で藤江渉騎手（11戦3勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

3月30日、中3週で迎えた31戦目は、春眠特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で藤江渉騎手（12戦3勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

4月29日、中3週で迎えた32戦目は、シャクナゲ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で藤江渉騎手（13戦3勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、グランラファルに交わされて2馬身半差の2着となった。