デンゼルビューロー（2006年生、母ラジアントロツチ）

デンゼルビューロー（2006年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のスリリングサンデー（当時10歳）と交配したラジアントロツチが22歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は池本久志。戦績は、地方29戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年の3歳以上C2。

経歴

デビュー前

稻田彰宏厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2008年）

8月12日、デビュー戦は高馬元紘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のユキノチトセオーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月16日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高馬元紘騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマルブツアリエスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月28日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高馬元紘騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は減速してしまい12着に敗れた。

11月25日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で高馬元紘騎手（6戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で高馬元紘騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

3歳（2009年）

1月2日、中2週で迎えた9戦目は、3歳F2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で高馬元紘騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

1月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳F2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で高馬元紘騎手（9戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のステップアップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で高馬元紘騎手（10戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、グルフォスに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

3月3日、中4週で迎えた12戦目は、3歳F2二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で高馬元紘騎手（11戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた13戦目は、3歳F2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で高馬元紘騎手（12戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、4着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた14戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で高馬元紘騎手（13戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

4月23日、中1週で迎えた15戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた16戦目は、3歳C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高馬元紘騎手（14戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

6月10日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、3歳C1（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（15戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

7月1日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた18戦目は、牝馬限定の3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（16戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のラドランワースに3馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

7月20日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/不良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（17戦2勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るセレスシャインを鮮やかな末脚でクビ差だけ差し切って優勝

8月13日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で高馬元紘騎手（18戦3勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定の3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で高馬元紘騎手（19戦3勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月15日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で高馬元紘騎手（20戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したセレスシャインを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

10月13日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で高馬元紘騎手（21戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は勢いを失って6着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で高馬元紘騎手（22戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で高馬元紘騎手（23戦3勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で高馬元紘騎手（24戦3勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で高馬元紘騎手（25戦3勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

4歳（2010年）

1月3日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で高馬元紘騎手（26戦3勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

1月13日、中0週で迎えた29戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は小谷周平騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。