ツキノエンゼル（1988年生、母ツキノデール）

経歴

デビュー前

谷八郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

8月19日、デビュー戦は山本康二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本康二騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

9月15日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本康二騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

10月13日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で山本康二騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったテンマハッピーにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

10月27日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山本康二騎手（4戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、抜け出したマルブツホマレオーに半馬身届かず2着に敗北した。

11月17日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本康二騎手（5戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で山本康二騎手（6戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったアヤパワーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山本康二騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず8着に敗れた。

3歳（1991年）

6月15日、約6か月の休養明けで迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山本康二騎手（8戦0勝）。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく13着に敗れた。

7月21日、中4週で迎えた10戦目は、田島良保騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、4着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山本康二騎手（9戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、逃げるジンパワーを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

8月17日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本康二騎手（10戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のハードフォームを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

9月1日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本康二騎手（11戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本康二騎手（12戦1勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は田島良保騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田島良保騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山本康二騎手（13戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本康二騎手（14戦1勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、超スローペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

4歳（1992年）

1月5日、中3週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本康二騎手（15戦1勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はタレてしまい最後はビックライサンと並んで11着同着となった。

2月1日、中3週で迎えた21戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本康二騎手（16戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本康二騎手（17戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

4月18日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた23戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本康二騎手（18戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

5月2日、中1週で迎えた24戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本康二騎手（19戦1勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で山本康二騎手（20戦1勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、遅いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着を確保した。

5月24日、連闘で迎えた26戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山本康二騎手（21戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では途轍もない末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のロングタイリンに3馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

6月7日、中1週で迎えた27戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（阪神芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山本康二騎手（22戦2勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

7月19日、中5週で迎えた28戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で山本康二騎手（23戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた29戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

8月22日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は山本康二騎手（24戦2勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本康二騎手（25戦2勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

10月18日、中5週で迎えた32戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本康二騎手（26戦2勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。