テンマハッピー（1988年生、母テンマプリンセス）

テンマハッピー（1988年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のハッピープログレス（当時10歳）と交配したテンマプリンセスが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）和田牧場。戦績は、中央平地11戦1勝2着2回、地方19戦2勝。主な勝ち鞍は1990年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

橋口弘次郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

7月14日、デビュー戦は田島信行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は400kg。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた2戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着に入った。

9月8日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったモガミキッカに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

9月29日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で佐藤哲三騎手（3戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて16番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タニノメッセージにクビ差交わされて2着に惜敗した。

10月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で佐藤哲三騎手（4戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のツキノエンゼルをクビ差振り切って初白星を挙げた。

11月3日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤哲三騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

3歳（1991年）

2月10日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、4歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤哲三騎手（6戦1勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた9戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中京ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下（中京ダート1000m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた11戦目は、4歳500万下のれんげ賞（京都芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。18頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

8月13日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、天野貢騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月24日、中9週で馬体重を前走からさらに18kg増やして迎えた13戦目は、水野善太騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野善太騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（1992年）

1月29日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野善太騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野善太騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で水野善太騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で水野善太騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月10日、中4週で迎えた19戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で水野善太騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で水野善太騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で水野善太騎手（8戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマルタカグリーンに4馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

5月31日、連闘で迎えた22戦目は、青葉特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で水野善太騎手（9戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で水野善太騎手（10戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で水野善太騎手（11戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で水野善太騎手（12戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた26戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月15日、中4週で迎えた27戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は水野善太騎手（13戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で水野善太騎手（14戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた29戦目は、一般C3ハ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で水野善太騎手（15戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキースキーに1馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

11月9日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3イ（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で水野善太騎手（16戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。