ディキシーエース（1992年生、母アグリダギ）
Dixie Ace
1992.04.24
ディキシーエース（1992年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のDixieland Band（当時12歳）と交配したアグリダギが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）加藤ステーブル。戦績は、中央平地9戦1勝、地方24戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
山本正司厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1995年）
9月16日、デビュー戦は芹沢純一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 雨/重）に出走。馬体重は458kg。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。
9月30日、中1週で迎えた2戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。
10月14日、中1週で迎えた3戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。
10月28日、中1週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のケージーホマレに5馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
4歳（1996年）
5月11日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。
5月25日、中1週で迎えた6戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の’96アジアジョッキーズ1（中京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい13着に終わった。
6月9日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は飯田祐史騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい16着に終わった。
7月14日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上500万下の由布院特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は村山明騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。
7月27日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の日向特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。
9月27日、中8週で迎えた10戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルフウジンをクビ差制して1着ゴールを果たした。
10月8日、中1週で迎えた11戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で工藤勉騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。9着に敗れた。
11月15日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で工藤勉騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。11着に敗れた。
5歳（1997年）
6月27日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた13戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のスルーザファイターに3馬身の差をつけて久々の一戦を物にした。
7月14日、中1週で迎えた14戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月31日、中1週で迎えた15戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月17日、中1週で迎えた16戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で金井正幸騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマツノトップランから半馬身差の2着となった。
9月8日、中2週で迎えた17戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で金井正幸騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のスルーザファイターに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
9月26日、中2週で迎えた18戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で金井正幸騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。10着に敗れた。
10月16日、中2週で迎えた19戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月21日、中4週で迎えた20戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。
12月17日、中3週で迎えた21戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（6戦2勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6歳（1998年）
1月4日、中2週で迎えた22戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったイズミムクターから2馬身半差の2着となった。
1月19日、中1週で迎えた23戦目は、福原好隆騎手を鞍上に迎えて、一般B（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のビンゴマシンに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
1月26日、連闘で迎えた24戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福原好隆騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月10日、中1週で迎えた25戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で福原好隆騎手（2戦1勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。
2月23日、中1週で迎えた26戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で福原好隆騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。
3月7日、中1週で迎えた27戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は金井正幸騎手（8戦2勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
3月27日、中2週で迎えた28戦目は、野口眞一騎手を鞍上に迎えて、一般B C1（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。10着に敗れた。
5月3日、中4週で迎えた29戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月9日、連闘で迎えた30戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西康志騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月23日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西康志騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。
6月7日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西康志騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月14日、連闘で迎えた33戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で西康志騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。