シマノヤマト（1987年生、母ラフインスワロー）

経歴

デビュー前

3歳（1990年）

1月27日、デビュー戦は斉藤博美騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

7月21日、約6か月の休み明けで迎えた2戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスズノアラシに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月11日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

8月25日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた4戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村山明騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず6着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は斉藤博美騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤博美騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のエースアスリートに1馬身3/4の差をつけて優勝

10月21日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は村山明騎手（3戦1勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤博美騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい12着に終わった。

11月24日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤博美騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

4歳（1991年）

1月5日、中5週で迎えた10戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤博美騎手（5戦1勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

2月16日、中5週で迎えた11戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/重）に出走。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って10着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の瀬戸特別（中京芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は村山明騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、4着を確保した。

3月17日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のスパニシュリーダーに6馬身の差をつけて3勝目を収める

7月14日、約4か月の休み明けで迎えた14戦目は、4歳以上900万下の雲仙特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は斉藤博美騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず5着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた15戦目は、やまなみステークス（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤博美騎手（7戦1勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の耶馬渓特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は村山明騎手（6戦2勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

9月15日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上900万下（中京ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は斉藤博美騎手（8戦1勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は村山明騎手（7戦2勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。

11月16日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤博美騎手（9戦1勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

11月24日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤博美騎手（10戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて5着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤博美騎手（11戦1勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上900万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は村山明騎手（8戦2勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。

5歳（1992年）

1月12日、中2週で迎えた23戦目は、5歳以上900万下の稲荷特別（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は斉藤博美騎手（12戦1勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい14着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた24戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤博美騎手（13戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上900万下の大和特別（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤博美騎手（14戦1勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

2月22日、連闘で迎えた26戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤博美騎手（15戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生来の負けじ心を発揮してどうにかこうにかゴールまで走り切り、4着を確保した。

3月15日、中2週で迎えた27戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤博美騎手（16戦1勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい15着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上900万下（阪神芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で斉藤博美騎手（17戦1勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

5月24日、中7週で迎えた29戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のロッキーキャロルをハナ差制して4勝目を手中に収めた。

11月16日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた30戦目は、山内和明騎手を鞍上に迎えて、黄菊特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。11着に終わった。