スバルファイト（2003年生、母イシノレプリート）

スバルファイト（2003年5月1日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「昴＋戦い」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスキャン（当時15歳）と交配したイシノレプリートが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）山田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、中央障害3戦0勝、地方21戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年の一般C1八。

経歴

デビュー前

矢野照正厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

8月20日、デビュー戦は水出大介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は450kg。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で水出大介騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

3歳（2006年）

1月9日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず12着に終わった。

1月29日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

6月18日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた5戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

8月28日、中9週で迎えた6戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた7戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

9月30日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヤマノチェイサーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

10月15日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

4歳（2007年）

1月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したノーブルウィングを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

3月26日、中9週で迎えた13戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

7月8日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手（7戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテンユウに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月21日、約3か月半の休養明けで迎えた17戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月23日、中4週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

5歳（2008年）

1月26日、中8週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は水出大介騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。14着に終わった。

3月20日、中7週で迎えた20戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、マルチグレート特別（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

4月21日、中4週で迎えた21戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月28日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のビューティキララを3/4馬身振り切って2勝目を手中に収めた。

5月11日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1九（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で草地保隆騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

6月8日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1八（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で草地保隆騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のサージェリーをハナ差振り切って3勝目を手に入れた。

6月21日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1四（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で草地保隆騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた27戦目は、奥州特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で草地保隆騎手（6戦2勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で草地保隆騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた29戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。