ヤマノチェイサー（2003年生、母ヤマノセンプー）

ヤマノチェイサー（2003年5月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロライアン（当時16歳）と交配したヤマノセンプーが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は北澤正則。戦績は、中央平地2戦0勝、地方23戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の一般C3。

経歴

デビュー前

加賀武見厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

12月3日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

3歳（2006年）

4月30日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた2戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

6月7日、中4週で迎えた3戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のあいの里公園特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

7月30日、中7週で迎えた4戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた5戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

9月30日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るスバルファイトを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

10月16日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月5日、連闘で迎えた12戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のエラティオールをアタマ差振り切って優勝

11月19日、中1週で迎えた13戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月27日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したウエスタンフォルスを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

12月11日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（8戦2勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

4歳（2007年）

1月7日、連闘で迎えた17戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（9戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタカノディアスを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

1月15日、連闘で迎えた18戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

3月24日、中9週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた19戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（10戦2勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（11戦2勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（12戦2勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（13戦2勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（14戦2勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず12着に終わった。