ワンダーチャーム（2007年生、母ワンダーカピターナ）

ワンダーチャーム（2007年2月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシルバーチャーム（当時13歳）と交配したワンダーカピターナが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はフクダファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方21戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2011年のはるかっかかっかかっか杯(一般C11)。

経歴

デビュー前

藤岡範士厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

12月5日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではいいところがなく13着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

3歳（2010年）

2月21日、中8週で迎えた3戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

4月20日、中4週で迎えた5戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアイリス賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

6月23日、中8週で迎えた6戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の氷ノ山特別（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

7月28日、中4週で迎えた7戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップグレープ賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

9月5日、中5週で迎えた8戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

11月3日、中7週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた9戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、一般C17（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月12日、連闘で迎えた10戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C17（荒尾ダート1300m 晴/重）に出走。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキメキセイコーから5馬身差の2着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた11戦目は、杉村騎手荒尾から世界ヘ!（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハクコウリョウに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月3日、中0週で迎えた12戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、いて座特選（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月16日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、笹木美典騎手を鞍上に迎えて、ニケ賞（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月23日、連闘で馬体重を前走から15kg絞って迎えた14戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（2戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスズノベティに1馬身半の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

4歳（2011年）

1月1日、連闘で迎えた15戦目は、初日の出特選（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイワルーブルから5馬身差の2着に敗北した。

1月8日、連闘で迎えた16戦目は、睦月特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（4戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（5戦2勝）。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に沈んだ。

1月28日、連闘で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（6戦2勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた19戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C9（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた20戦目は、一般C8（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（7戦2勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったフミノフクヒメから2馬身差の2着となった。

2月25日、連闘で迎えた21戦目は、会長カワイイデスヨ杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（8戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月4日、連闘で迎えた22戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（9戦2勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアドマイヤコロナから1馬身差の2着となった。

3月18日、中1週で迎えた23戦目は、トゥルーデカワイイデスヨ杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（10戦2勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月26日、連闘で迎えた24戦目は、東日本大震災復興支援（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（11戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた25戦目は、はるかっかかっかかっか杯（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（12戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオールフォーラヴをハナ差制して3勝目をゲットした。

4月22日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた26戦目は、わすれなぐさ特選（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で尾林幸彦騎手（13戦3勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。