エイシンモモ（1989年生、母Printing Press）

経歴

デビュー前

2歳（1991年）

11月2日、デビュー戦は丸山勝秀騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るウィッシュドリームを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

11月23日、中2週で迎えた2戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のキクカテシオに2馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

3歳（1992年）

1月6日、中5週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳オープンのKBS京都紅梅賞（京都芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

10月18日、約9か月半の休み明けで迎えた4戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の山中湖特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したサニースイフトを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

11月1日、中1週で迎えた5戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の古都ステークス（京都芝2000m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

11月21日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の東山特別（京都芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。

12月19日、中3週で迎えた7戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

4歳（1993年）

8月7日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上500万下の洞海特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったサマニベッピンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月22日、中1週で迎えた9戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の越後特別（新潟芝1400m 曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のアイネスグローを3/4馬身振り切って久々に美酒を浴びた。

10月3日、中5週で迎えた10戦目は、4歳以上900万下の甲東特別（阪神芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の鞍馬特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（2戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のサマニベッピンをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

11月14日、中2週で迎えた12戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のユートピアステークス（東京芝1400m 晴/重）に出走。18頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

5歳（1994年）

5月22日、約6か月半の休み明けで迎えた13戦目は、ストークステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（3戦2勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。