ハナノショウグン（1990年生、母スズマルミチ）

ハナノショウグン（1990年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のリフアーズスペシヤル（当時10歳）と交配したスズマルミチが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田猛。戦績は、中央平地15戦0勝2着1回、地方22戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1994年の一般C4-5。

経歴

デビュー前

境征勝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1992年）

9月20日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は416kg。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

3歳（1993年）

3月7日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

4月3日、中3週で迎えた5戦目は、成田均騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい16着に終わった。

5月8日、中4週で迎えた6戦目は、木藤隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた7戦目は、小島太騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

6月19日、中3週で迎えた8戦目は、吉沢宗一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1000m 小雨/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は成田均騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

8月14日、中5週で迎えた10戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

8月22日、連闘で迎えた11戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、スターパシフィックに交わされて3馬身差の2着となった。

9月6日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋明騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月3日、中3週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋明騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた14戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に敗れた。

11月14日、中3週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は高橋明騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

4歳（1994年）

2月22日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C3ニ（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドマッドネスから2馬身差の2着となった。

3月7日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3ロ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のショウワグローリーに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月3日、中3週で迎えた18戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で早川順一騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で早川順一騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2ハ C3イ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で早川順一騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマトローマンから2馬身半差の2着に敗北した。

5月18日、中1週で迎えた21戦目は、門脇誠一騎手を鞍上に迎えて、一般C3（足利ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月12日、中0週で迎えた23戦目は、一般C2ニ C3イ（足利ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のキカンマサをクビ差制して勝利を手中に収めた。

7月10日、中3週で迎えた24戦目は、山元久巳騎手を鞍上に迎えて、一般C5-1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた25戦目は、平床良博騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた26戦目は、一般C4-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平床良博騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のパリスモンスターをハナ差制して3勝目を手に入れた。

8月28日、中2週で迎えた27戦目は、今治宏信騎手を鞍上に迎えて、C3-1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた28戦目は、C3-1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は平床良博騎手（2戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月20日、連闘で迎えた29戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は今治宏信騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた30戦目は、山本益男騎手を鞍上に迎えて、一般C4-1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた31戦目は、一般C4-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は平床良博騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた32戦目は、殿田倫之騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた33戦目は、一般C4-1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は平床良博騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた34戦目は、一般C4-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平床良博騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた35戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で平床良博騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（1995年）

6月24日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた36戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた37戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。