スターエンジェル（2004年生、母コマーズ）

スターエンジェル（2004年4月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「ユリの品種名」。毛色は栗毛。種牡馬のアフリート（当時20歳）と交配したコマーズが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はタバタファーム。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方4戦3勝。主な勝ち鞍は2007年のペプシコーラ賞(一般D1-1)。

経歴

デビュー前

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

3月10日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた2戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に終わった。

7月16日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた3戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサマーカップ（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

9月18日、中8週で馬体重を前走からさらに27kg増やして迎えた4戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスイートシャディーに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月3日、中1週で迎えた5戦目は、一般D2-2（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアルテピアッツァに9馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月31日、中3週で迎えた6戦目は、ペプシコーラ賞（札幌(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオウシュウテーストに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

4歳（2008年）

1月13日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、壮絶なハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、ブルーポラリスに半馬身交わされて2着となった。

2月2日、中2週で迎えた8戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に敗れた。

4月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/重）に出走。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。