ヤマカツシシマル（2016年生、母ヤマカツマヤリス）

ヤマカツシシマル（2016年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+ライオン+丸」。毛色は青鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時18歳）と交配したヤマカツマヤリスが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田牧場。主な勝ち鞍は2018年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

10月7日、デビュー戦は荻野極騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。先手を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のアンクルテイオウに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2019年）

5月4日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、3歳G2の京都新聞杯（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦1勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

5月18日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、3歳500万下のメルボルントロフィー（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

7月27日、中9週で迎えた5戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの国東特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラスの英彦山特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤井勘一郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

8月25日、連闘で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラスの鳥栖特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は荻野極騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、かなり遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

9月16日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラスの甲武特別（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野極騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

10月13日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（京都芝2200m 外回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で荻野極騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で荻野極騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

11月30日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラスの長良川特別（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で荻野極騎手（5戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

4歳（2020年）

4月19日、約4か月半の休み明けで迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は藤井勘一郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。