マキシムポイント（1987年生、母ラドンナリリー）

経歴

デビュー前

3歳（1990年）

1月5日、デビュー戦は菅谷正巳騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

1月20日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に敗れた。

6月24日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、栗田伸一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく17着に終わった。

9月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は菅谷正巳騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のドウカンエースに1馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月7日、中1週で迎えた6戦目は、久保敏文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の檜原湖特別（福島ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったインターエリモに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月4日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の原町特別（福島ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で久保敏文騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

4歳（1991年）

4月28日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた8戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は菅谷正巳騎手（4戦1勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

5月11日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（5戦1勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

6月9日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の千歳特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅谷正巳騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入った。

6月30日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅谷正巳騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したビワディクタスにアタマ差届かず2着に甘んじた。

7月7日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた12戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るゴールドグランプリを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて1番人気に応えた。

7月21日、中1週で迎えた13戦目は、細川英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の釧路特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のイチヨシタイフーに3馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

12月22日、約5か月の休み明けで迎えた14戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は菅谷正巳騎手（8戦1勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に敗れた。

5歳（1992年）

1月12日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（9戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は栗田伸一騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は菅谷正巳騎手（10戦1勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、勝ったトウカイブルボンにねじ伏せられて3馬身半差の2着となった。

2月23日、連闘で迎えた18戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（11戦1勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブラウンオーに4馬身の差をつけて4勝目を収める

3月22日、中3週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下の伊丹特別（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅谷正巳騎手（12戦2勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。