マルプリ（2020年生、母マジックポーションⅡ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、秋田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、中丸裕嗣によって682万円で落札された。

2歳（2022年）

12月3日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、抜け出したマーレアペルトを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

3歳（2023年）

2月19日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（2戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月26日、連闘で迎えた4戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

4月22日、中7週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したクリノエンジェルにアタマ差届かず2着に甘んじた。

5月13日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、パルティクラールにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月11日、中3週で迎えた7戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のピンクジンをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

8月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの勝馬投票100周年記念（札幌芝1200m 雨/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したイイヒニナルを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月23日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1200m 外回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で横山武史騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に敗れた。

11月11日、中6週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は原優介騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったビッグボーンリタにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月19日、連闘で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のフライングブレードを半馬身振り切って優勝

4歳（2024年）

3月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上2勝クラス（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で原優介騎手（3戦1勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上2勝クラス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で原優介騎手（4戦1勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた14戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの花見山特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず9着に敗れた。

5月18日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、4歳以上2勝クラスの高尾特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は原優介騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

7月13日、中7週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた16戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの郡山特別（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（6戦1勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた17戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの札幌スポニチ賞（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したコナブラックにクビ差届かず2着となった。

8月18日、中1週で迎えた18戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの知床特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

デビュー前

1歳のとき、秋田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、中丸裕嗣によって682万円で落札された。

青木孝文厩舎（美浦）へ入厩。

9月7日、デビュー戦は原優介騎手を鞍上に据えて、3歳以上2勝クラスの汐留特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。

11月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの飯坂温泉特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。