ハグクミ（2016年生、母シナノザクラ）

ハグクミ（2016年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「育み。成長発展を願う」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時13歳）と交配したシナノザクラが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は大狩部牧場。主な勝ち鞍は2021年の北陸街道さくらまつり特別(一般C1一)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大狩部牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

浅野洋一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

12月22日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は430kg。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

3歳（2019年）

2月23日、中8週で迎えた2戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

5月12日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で大庭和弥騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

6月27日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びで驀進したが、アルクマールに半馬身交わされて2着となった。

7月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 曇/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

7月31日、連闘で迎えた8戦目は、古平温泉しおかぜ夏祭り賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた9戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 曇/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 晴/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は岩橋勇二騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた11戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 雨/重）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

9月18日、連闘で迎えた12戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林靖幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて7着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林靖幸騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、4着を確保した。

4歳（2020年）

4月22日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から34kg減らして迎えた16戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた17戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた18戦目は、一般C4-5（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のミルクティーカラーに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4-3（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野楓馬騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた20戦目は、チロロ岳賞（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小野楓馬騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

7月30日、中3週で迎えた21戦目は、安平町「馬歯酒」賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた22戦目は、五色渓谷賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般C4-2（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（4戦1勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

9月24日、中3週で迎えた24戦目は、日高町プレミアム商品券賞（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（5戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた25戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のヴォロンティエに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月2日、中1週で迎えた26戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、片山津特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるように急駛したが、勝ったナタンドラに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月16日、中1週で迎えた27戦目は、ストック賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた28戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、内田健介誕生記念（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

12月25日、中0週で迎えた30戦目は、一般C1三（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

5歳（2021年）

3月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた31戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、ソメイヨシノ特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、勝ったツガノホマレに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

3月28日、中1週で迎えた32戦目は、牝馬限定戦のフリージア賞（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は栗原大河騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

4月6日、連闘で迎えた33戦目は、北陸街道さくらまつり特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のケンデスティニーに2馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

4月25日、中2週で迎えた34戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、娯楽のグランゼーラ杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた35戦目は、牝馬限定戦のレンゲ賞（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は栗原大河騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた36戦目は、楽天競馬で石川県特産品が当たる賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

6月8日、連闘で迎えた37戦目は、サクラソウ特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で栗原大河騎手（6戦1勝）。5頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず4着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた38戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で栗原大河騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた39戦目は、祝!?林孝祐誕生日記念（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で栗原大河騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

8月17日、中3週で迎えた41戦目は、舞ティー祝みそじ!ここからが人生本番記念（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（9戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。