ミルクティーカラー（2017年生、母オクテットバレー）

ミルクティーカラー（2017年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「本馬の毛色がミルクティーカラーなので」。毛色は栗毛。種牡馬のバゴ（当時16歳）と交配したオクテットバレーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は大道牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方42戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2020年の一般C4-2。

経歴

デビュー前

矢野英一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

1月13日、デビュー戦は藤田菜七子騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は400kg。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

3月21日、中9週で迎えた2戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず14着に終わった。

4月29日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1000m 曇/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

5月14日、中1週で迎えた4戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（門別ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた5戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1000m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したハグクミを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月9日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4-5（門別ダート1000m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったプラチナスターに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月25日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4-4（門別ダート1000m 雨/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で馬渕繁治騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた8戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

8月6日、中3週で迎えた9戦目は、一般C4-3（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したザナイツを差し切れず、2馬身差の2着となった。

8月27日、中2週で迎えた10戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野楓馬騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るケイアイマボラを鮮烈な末脚でアタマ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

9月10日、中1週で迎えた11戦目は、ホクレンパールライス特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた12戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、ふるさと日高応援特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3-3（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

11月27日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

12月24日、中3週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた15戦目は、七夕裕次騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

4歳（2021年）

2月4日、中5週で迎えた16戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、一般C3（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したガッツを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

2月24日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月31日、中4週で迎えた18戦目は、一般C3（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井章騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

4月22日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた19戦目は、シバザクラ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた20戦目は、一般C32 C41（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた21戦目は、一般C32 C41（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で馬渕繁治騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた22戦目は、一般C33 C41（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で馬渕繁治騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず11着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた23戦目は、一般C33 C41（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で馬渕繁治騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた24戦目は、一般C34 C41（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で馬渕繁治騎手（9戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた25戦目は、一般C34 C41（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で馬渕繁治騎手（10戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた26戦目は、おむすび「いぶりイレブン」特別（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた27戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、様似観音山公園賞（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた28戦目は、ミルクランド北海道賞（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

9月23日、中1週で迎えた29戦目は、門別ししゃも祭り特別（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

11月5日、中5週で迎えた30戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るキュンキュンハートを途轍もない末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月28日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた31戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、「まったりゆったり勝利の女神と予想会」賞（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

12月26日、中3週で迎えた32戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、SAGAジョッキーズセレクション（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5歳（2022年）

1月16日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で飛田愛斗騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で飛田愛斗騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

3月6日、連闘で迎えた37戦目は、陽春賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で飛田愛斗騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

デビュー前

手島勝利厩舎（佐賀）へ入厩。

3月27日、デビュー戦は山口勲騎手を鞍上に据えて、うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。馬体重は419kg。7頭立ての3番ゲートからスタート。競走除外となった。

4月24日、中6週で迎えた38戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したランジョウを差し切れず、1馬身差の2着となった。

5月8日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中山蓮王騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るブリリアントマイアを鬼脚でクビ差だけ差し切って3勝目を獲得した。

5月21日、中1週で迎えた40戦目は、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で中山蓮王騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた41戦目は、加茂飛翔騎手を鞍上に迎えて、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1300m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた42戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた43戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は加茂飛翔騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた44戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。