シンボリレンジャー（1990年生、母スイートジヨアンナ）

シンボリレンジャー（1990年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリーチ（当時8歳）と交配したスイートジヨアンナが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地53戦4勝2着5回、地方18戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の舞浜特別(900万下)。

経歴

デビュー前

松山康久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1992年）

11月8日、デビュー戦は竹原啓二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

11月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹原啓二騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

3歳（1993年）

4月10日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹原啓二騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で竹原啓二騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、勝ったソブリンミラクルにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

6月13日、中6週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹原啓二騎手（4戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエルザシチーにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

6月26日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹原啓二騎手（5戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のインターエンデバーに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

8月1日、中4週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で竹原啓二騎手（6戦1勝）。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

11月6日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で竹原啓二騎手（7戦1勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では僅かずつ前との差を詰めて、最後は2着のリターンバンダムを半馬身振り切って2勝目を収める

11月27日、中2週で迎えた9戦目は、C.アスムッセン騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の’93インターナショナルジョッキーズ1（東京芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上900万下の清澄特別（中山芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は竹原啓二騎手（8戦2勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた11戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4歳（1994年）

1月16日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は竹原啓二騎手（9戦2勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

2月5日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は伊藤直人騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

4月3日、中7週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は竹原啓二騎手（10戦2勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた15戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の舞浜特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のヒシウインドに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

5月22日、中4週で迎えた16戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、欅ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

7月24日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の麒麟山特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下の瀬波特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は竹原啓二騎手（11戦2勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。端を奪う形となり、後続との差を2馬身以上キープして、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

9月18日、中4週で迎えた19戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の江戸川特別（中山ダート1800m 晴/重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に敗れた。

10月30日、中5週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の河北新報杯（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は竹原啓二騎手（12戦2勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下の多摩川特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦し、4着を確保した。

12月24日、中5週で迎えた22戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったベレーザに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

5歳（1995年）

1月22日、中3週で迎えた23戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

2月26日、中4週で迎えた24戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は竹原啓二騎手（13戦2勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に敗れた。

4月16日、中4週で迎えた26戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は横山典弘騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったヒカルパロサントに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4月22日、連闘で迎えた27戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は横山典弘騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

8月5日、約3か月の休養明けで迎えた29戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の磐梯山特別（福島芝1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた30戦目は、町田義一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の苗場特別（新潟芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた31戦目は、佐藤照雄騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の江戸川特別（中山ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた32戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の錦秋特別（東京ダート1600m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、伸びてきたエレガントダンサー決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

10月29日、中2週で迎えた33戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の紅葉特別（東京芝1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた34戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の昇仙峡特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月2日、中2週で迎えた35戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和宏騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

12月23日、中2週で迎えた36戦目は、4歳以上900万下の霞ケ浦特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和宏騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

6歳（1996年）

1月14日、中2週で迎えた37戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の初凪賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和宏騎手（5戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた38戦目は、5歳以上900万下の節分賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和宏騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた39戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1200m 雪/良）に出走。鞍上は8戦連続で加藤和宏騎手（7戦0勝）。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は2着のホワイトアスターに1馬身3/4の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

3月17日、中3週で迎えた40戦目は、ハンデ戦の千葉ステークス（中山芝1200m 外回り曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で加藤和宏騎手（8戦1勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた41戦目は、アクアマリンステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で加藤和宏騎手（9戦1勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

5月4日、中3週で迎えた42戦目は、ハンデ戦の立夏ステークス（東京ダート1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は11戦連続で加藤和宏騎手（10戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

6月8日、中4週で迎えた43戦目は、麦秋ステークス（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた44戦目は、ハンデ戦の阿武隈ステークス（中山ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

8月24日、中8週で迎えた45戦目は、内房ステークス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた46戦目は、A.マシューズ騎手を鞍上に迎えて、初風ステークス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

10月13日、中4週で迎えた47戦目は、秋嶺ステークス（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

11月23日、中5週で迎えた48戦目は、甲斐路ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた49戦目は、北総ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（6戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

7歳（1997年）

1月7日、中2週で迎えた50戦目は、サンライズステークス（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（7戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

2月8日、中4週で迎えた51戦目は、春望ステークス（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田善臣騎手（8戦0勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。

3月1日、中2週で迎えた52戦目は、京葉ステークス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は町田義一騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた53戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の春風ステークス（中山ダート1200m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5月10日、中6週で迎えた54戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般A（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のオースミジョージに半馬身の差をつけて5勝目を収める

6月8日、中3週で迎えた55戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、姫神賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったプレザントから1馬身差の2着に敗北した。

7月6日、中3週で迎えた56戦目は、早池峰賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月11日、中4週で迎えた57戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、G3のクラスターカップ（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた58戦目は、一般A（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は村松学騎手（1戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた59戦目は、すずらん賞（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた60戦目は、千田知幸騎手を鞍上に迎えて、一般A（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月25日、中3週で迎えた61戦目は、一般A（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた62戦目は、一般A（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月1日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた63戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般A2（上山ダート1700m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8歳（1998年）

1月12日、中5週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた64戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、新春特別（宇都宮ダート1900m 雪/不良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた65戦目は、天馬特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた66戦目は、今平弥騎手を鞍上に迎えて、白梅特別（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月21日、中3週で迎えた67戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、春光特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた68戦目は、柴嵜勝騎手を鞍上に迎えて、桜花特別（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月23日、中0週で迎えた69戦目は、卯月特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴嵜勝騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた70戦目は、地方重賞の八汐賞（宇都宮ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴嵜勝騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた71戦目は、山吹特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。