エドノマツオー（2013年生、母フレンチムスメ）

エドノマツオー（2013年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋馬主名より＋王」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時16歳）と交配したフレンチムスメが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田忠幸。戦績は、中央平地20戦1勝2着1回、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は2016年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

7月4日、デビュー戦は的場勇人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

8月1日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず13着に終わった。

11月7日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場勇人騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場勇人騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で的場勇人騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

3歳（2016年）

1月17日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場勇人騎手（5戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場勇人騎手（6戦0勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

4月10日、中8週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で的場勇人騎手（7戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で的場勇人騎手（8戦0勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、フジマサスペシャルに3/4馬身交わされて2着となった。

5月15日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で的場勇人騎手（9戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のウインフラクタルをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

6月5日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で的場勇人騎手（10戦1勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、4着に入った。

7月2日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で的場勇人騎手（11戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

10月30日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で的場勇人騎手（12戦1勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で的場勇人騎手（13戦1勝）。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

12月18日、中4週で迎えた15戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚を伸ばせず16着に終わった。

4歳（2017年）

2月26日、中9週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は的場勇人騎手（14戦1勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

4月16日、中6週で迎えた17戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

5月14日、中3週で迎えた18戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦し、5着を確保した。

5月28日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は的場勇人騎手（15戦1勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着に入った。

6月17日、中2週で迎えた20戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

5歳（2018年）

1月12日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた21戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の初春特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい12着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた22戦目は、カトレア特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。