フジマサスペシャル（2013年生、母スイートフルーレ）

フジマサスペシャル（2013年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時18歳）と交配したスイートフルーレが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、シンボリ牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、藤原正一によって756万円で落札された。

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

6月20日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、伸びてきたプロディガルサン決め手に屈して半馬身差の2着となった。

7月18日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

10月4日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

10月25日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

3歳（2016年）

3月5日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg戻して迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、5着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた7戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、4着に入った。

4月24日、中1週で迎えた8戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエドノマツオーを上がり2位タイの末脚で3/4馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

6月12日、中6週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦1勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

10月2日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見所を作れず13着に終わった。