ツクバグランディ（2005年生、母Hear the Bells）

Tsukuba Grandi

2005.04.05

ツクバグランディ（2005年4月5日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「地名＋大きい（ラテン語・接頭語）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のGrand Slam（当時10歳）と交配したHear the Bellsが19歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

松山康久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

3月30日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は488kg。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 小雨/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

7月6日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

8月10日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコロナガールを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

8月23日、中1週で迎えた6戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

4歳（2009年）

5月10日、約8か月半の休み明けで迎えた7戦目は、松崎正泰騎手を鞍上に迎えて、ドラゴンゲート賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に敗れた。

6月17日、中4週で迎えた8戦目は、竹田吉秀騎手を鞍上に迎えて、第三回御疲れ様水無月かれん賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。