エリザベスタイガー（1985年生、母フルカード）

エリザベスタイガー（1985年5月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキングオブダービー（当時10歳）と交配したフルカードが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）アラキファーム。戦績は、中央平地10戦1勝。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

阿部新生厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

6月18日、デビュー戦は谷中公一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で谷中公一騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で谷中公一騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

10月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で谷中公一騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るセントダイオーを強烈な末脚でハナ差だけ差し切って初白星を挙げた。

10月30日、中1週で迎えた6戦目は、石塚信広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上400万下の相馬特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下の本栖湖特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は谷中公一騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

12月24日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（6戦1勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい9着に終わった。

4歳（1989年）

1月28日、中4週で迎えた9戦目は、5歳以上400万下の高塔山特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は石塚信広騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上400万下（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石塚信広騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。