アスタリウス（2020年生、母オメガハートソング）

Asterius

2020.03.30

アスタリウス（2020年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時13歳）と交配したオメガハートソングが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2023年のC2十組(一般C2十)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、松本貴嗣によって1,320万円で落札された。

三野宮通厩舎（岩手）へ入厩。

3歳（2023年）

12月3日、デビュー戦は岩本怜騎手を鞍上に据えて、C2十組（水沢ダート1300m 小雨/重）に出走。馬体重は492kg。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るインオービットを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

4歳（2024年）

1月17日、中5週で迎えた2戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、一般C3-10（高知ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエイシンディーデイに1馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

1月31日、中1週で迎えた3戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

2月7日、連闘で迎えた4戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、大恵陽子GP特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

2月28日、連闘で迎えた6戦目は、一般C3-8（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のシャインフェーブスに3馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

3月12日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3-7（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

4月13日、中4週で迎えた8戦目は、城野慈尚騎手を鞍上に迎えて、永井誠・富樫佳宏特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

5月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったメイショウウズマサに詰め切れず、5馬身差の2着となった。