カノヤサンダー（2011年生、母カノヤランブル）

カノヤサンダー（2011年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋雷。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時23歳）と交配したカノヤランブルが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者は青藍牧場。戦績は、地方10戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の4歳以上C2 19。

経歴

デビュー前

九日俊光厩舎（佐賀）へ入厩。

3歳（2014年）

7月12日、デビュー戦は山下裕貴騎手を鞍上に据えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。馬体重は457kg。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

9月6日、中7週で迎えた2戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ伸び切れず3着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた3戦目は、3歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

10月25日、中3週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた4戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のエリモゲイルをクビ差振り切って初白星を挙げた。

12月20日、中4週で迎えた6戦目は、3歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のトーホククロスに3馬身の差をつけて制した。

4歳（2015年）

1月18日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（5戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

6月6日、約4か月半の休養明けで迎えた8戦目は、4歳以上C2 21（佐賀ダート900m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったロイヤルキッスに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月20日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2 23（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（7戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のゴールデンエナジーに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

7月20日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山下裕貴騎手（8戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアムールプロフォンを次元の違う末脚で半馬身差し切って下馬評通りの実力を証明した。