アムールプロフォン（2011年生、母ヴィンテージ）

アムールプロフォン（2011年5月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時15歳）と交配したヴィンテージが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）大道牧場。戦績は、地方35戦8勝2着8回。主な勝ち鞍は2016年の里帰りジョッキーズカップウエルカムカップ(C2-1)。

経歴

デビュー前

宗形竹見厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2013年）

12月28日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は434kg。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

4歳（2015年）

1月12日、約12か月半の休み明けで迎えた2戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、ネクストジェネレーションカップ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

4月26日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた3戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上C2-20（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はリバーフォーティと並んで2着同着となった。

6月7日、中3週で迎えた5戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、シュアーウイキャンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

6月21日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、4歳以上C2-20（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったロイヤルキッスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月4日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（4戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、カノヤサンダーに半馬身交わされて2着に敗北した。

8月1日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田順治騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったエアラフォンにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

8月16日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサマーヴィーナスを別次元の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月30日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトーホクダッシュに2馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

9月20日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

9月26日、連闘で迎えた13戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のベルモントタイムをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

10月12日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

12月18日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、有唯ちゃん1歳記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた18戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、小林菜央すくすく育ってね記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のチェリーサイクロンに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（2016年）

1月15日、中1週で迎えた19戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、パンジー特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた20戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた21戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた22戦目は、かさオク・サンクス賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本剛志騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた23戦目は、好きです!笠松競馬（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松本剛志騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

3月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、かさオク・サンクス賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で松本剛志騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

4月4日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた25戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で松本剛志騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた26戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

5月7日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のマサノエクスプレスに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月21日、中1週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた28戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったパープルヘイズに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月5日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のインワンブレスに1馬身の差をつけて6勝目を掴み取った。

6月25日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川島拓騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、マイネルピルグリムに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

7月10日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で川島拓騎手（4戦2勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、スピードチュウイに交わされて1馬身差の2着となった。

7月24日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島拓騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のナンゴクミチカに2馬身の差をつけて7勝目をつかんだ。

8月7日、中1週で迎えた33戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、里帰りジョッキーズカップウエルカムカップ（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばしてあっさりと抜け出し、最後は2着のロードエスペランサに3馬身の差をつけて優勝

8月28日、中2週で迎えた34戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は川島拓騎手（6戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が冴えず3着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい5着に敗れた。