シュアーウイキャン（2011年生、母サマニベッピン）

Sure We Can

2011.04.09

シュアーウイキャン（2011年4月9日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「確かに我々はできる」。毛色は栗毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時11歳）と交配したサマニベッピンが22歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は様似渡辺牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方11戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2015年の4歳以上C2 13。

経歴

デビュー前

高橋文雅厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

8月3日、デビュー戦は原田和真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は462kg。18頭立ての17番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。

3歳（2014年）

6月1日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

4歳（2015年）

4月4日、約10か月の休養明けで迎えた3戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったカシノラピスに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

4月26日、中2週で迎えた4戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のように急駛したが、抜け出したラストラッキーにクビ差届かず2着に甘んじた。

5月9日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ユヅルクンに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月24日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C2-20（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では弾けるように急駛したが、サンライズスターに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6月7日、中1週で迎えた7戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアムールプロフォンを凄まじい末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

6月20日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は三村展久騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったキネオパピヨンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

7月20日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカシノチャンプに4馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

8月8日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

8月16日、連闘で迎えた12戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。