デルママンハッタン（2015年生、母ミュンシー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、グリーンマイルTCによって280.8万円で落札された。

2歳（2017年）

8月26日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。馬体重は446kg。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

9月3日、連闘で迎えた2戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

10月31日、中5週で迎えた4戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るフォンダンショコラを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月28日、中3週で迎えた5戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のサムキーを3/4馬身振り切って単勝一倍台の評価に応えた。

12月10日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の佐藤愛生金沢競馬来場記念（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた7戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。

3歳（2018年）

4月1日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた8戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって8着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で栗原大河騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のデルマラムに2馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

5月15日、中1週で迎えた11戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、3歳A3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。