デルマラム（2015年生、母ノブレスオブリッジ）

デルマラム（2015年2月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋酒の一種」。毛色は栗毛。種牡馬のタートルボウル（当時13歳）と交配したノブレスオブリッジが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2019年のオッズパークプレミアムプログラム杯(一般C1五)。

経歴

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場され、浅沼廣幸によって734.4万円で落札された。

田島俊明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

7月30日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

9月9日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

10月22日、中5週で迎えた4戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 雨/不良）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた5戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

12月12日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3歳（2018年）

3月26日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から7kg絞って迎えた7戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月3日、連闘で迎えた8戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したカンカンに3/4馬身届かず2着に敗北した。

5月1日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったデルママンハッタンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月13日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で沖静男騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた12戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

6月3日、連闘で迎えた13戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったカナデに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月12日、連闘で迎えた14戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた15戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のように急駛したが、勝ったジャベルアンドレに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

7月3日、連闘で迎えた16戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（8戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

7月10日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沖静男騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

7月24日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた18戦目は、3歳B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で沖静男騎手（10戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月31日、連闘で迎えた19戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で沖静男騎手（11戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月7日、連闘で馬体重を前走から13kg増やして迎えた20戦目は、3歳B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で沖静男騎手（12戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた21戦目は、3歳戦の向後駿之介もうすぐ10歳だよ!記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で沖静男騎手（13戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた22戦目は、3歳B3（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で沖静男騎手（14戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2三（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で沖静男騎手（15戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るアサカファルコンを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月7日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1六（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で沖静男騎手（16戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったラスカルグレイに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

10月23日、中1週で迎えた25戦目は、ザク金沢出陣記念（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で沖静男騎手（17戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で沖静男騎手（18戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた27戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で沖静男騎手（19戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた28戦目は、おばあちゃん長寿祝☆畠山一族大集合記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で沖静男騎手（20戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るベストロマンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

12月18日、中1週で迎えた29戦目は、冬なのに・・・虫むしフェスタ（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で沖静男騎手（21戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月25日、連闘で迎えた30戦目は、一般B2三（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は18戦連続で沖静男騎手（22戦2勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

4歳（2019年）

3月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた31戦目は、北陸先端科学技術大学院大学西本一志記念（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は19戦連続で沖静男騎手（23戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた32戦目は、かほく四季まつり桜まつり特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は20戦連続で沖静男騎手（24戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた33戦目は、マリナ一同阿万さん頑張れ記念（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で沖静男騎手（25戦2勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた34戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1五（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（26戦2勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1二（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（27戦2勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1六（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（28戦2勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた38戦目は、牝馬限定戦のガーネット賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（29戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったユメヲノセテに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月30日、連闘で迎えた39戦目は、一般C1六（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で沖静男騎手（30戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた40戦目は、金沢にし茶屋街特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で沖静男騎手（31戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた41戦目は、オッズパークプレミアムプログラム杯（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で沖静男騎手（32戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のエンジェルピースに3馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

8月20日、中2週で迎えた42戦目は、楽天競馬で特産品キャンペーン実施中!賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で沖静男騎手（33戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。