キクノウィング（2017年生、母アイキャン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、WingFarmから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、菊池五郎によって378万円で落札された。

2歳（2019年）

10月4日、デビュー戦は廣瀬航騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。馬体重は422kg。5頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシャンカラを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月7日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1230m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で廣瀬航騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で廣瀬航騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったレッドシャリオンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月31日、中2週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で廣瀬航騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、イチライジンに交わされて7馬身差の2着となった。

3歳（2020年）

1月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の兵庫馬事畜産特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で廣瀬航騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に敗れた。

2月14日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のDASH福山駅前・柳津特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で廣瀬航騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

3月19日、中4週で迎えた9戦目は、3歳B（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で廣瀬航騎手（8戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスマイルヴィーナスを交わし去り、最後は3馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

4月21日、中4週で迎えた10戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の東海クイーンカップ（名古屋ダート1800m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳地方重賞ののじぎく賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（9戦2勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

9月23日、約4か月半の休み明けで迎えた12戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（10戦2勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の秋の鞍（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（11戦2勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で廣瀬航騎手（12戦2勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のグランヴェルソーに1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

4歳（2021年）

4月14日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で廣瀬航騎手（13戦3勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた16戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1700m 雨/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（14戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

6月9日、中2週で迎えた18戦目は、大山龍太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイショウオイワキを強烈な末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月30日、中2週で迎えた19戦目は、長尾翼玖騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

7月22日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（15戦3勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（16戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

10月10日、中7週で迎えた22戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、秋日和賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた23戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、初冬賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた24戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、雪待月賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた25戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた26戦目は、暮古月賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた27戦目は、さらば青春の光賞（佐賀ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。