キョウエイカンフ（2020年生、母クラシカルレディ）

キョウエイカンフ（2020年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+カンフーより」。毛色は鹿毛。種牡馬のアジアエクスプレス（当時9歳）と交配したクラシカルレディが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は幌村牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

勢司和浩厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

10月10日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は504kg。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

3歳（2023年）

2月4日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

3月25日、中6週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で横山和生騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のコパノエルパソを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

4月16日、中2週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で横山和生騎手（3戦1勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

8月20日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したエコロドゥネスにクビ差届かず2着に惜敗した。

10月1日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線に入ると、前で粘るバンドールロゼを別次元の末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を奪取した。

10月28日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、4着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（4戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

4歳（2024年）

3月3日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田豊騎手（5戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、5着に終わった。

3月31日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田豊騎手（6戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上2勝クラスの袖ケ浦特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田豊騎手（7戦1勝）。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

6月2日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上2勝クラスの小金井特別（東京ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は横山和生騎手（4戦1勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

9月8日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた14戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では稲妻のようなを繰り出したが、3着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

10月13日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上2勝クラスの西湖特別（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原優介騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。