タカイチワンダー（2013年生、母ブラッシングブライド）

タカイチワンダー（2013年4月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時14歳）と交配したブラッシングブライドが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、地方13戦2勝。主な勝ち鞍は2016年の3歳。

経歴

デビュー前

玉井等厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2016年）

1月22日、デビュー戦は真島大輔騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は497kg。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

2月19日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

3月11日、中2週で迎えた3戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 小雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

4月1日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋利幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は中野省吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキャッスルダイヤを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月31日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のユウユウタイガーに5馬身の差をつけて優勝

6月23日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のブルーベリー特別（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中野省吾騎手（3戦2勝）。5頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は高橋利幸騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

8月9日、中3週で迎えた10戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のひまわり賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は高橋利幸騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の桔梗賞（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

9月30日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のコスモス賞（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。