アウレオーラ（2010年生、母シルクラジアンス）

アウレオーラ（2010年1月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「輝き（伊）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダイワメジャー（当時9歳）と交配したシルクラジアンスが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地27戦1勝2着2回、中央障害4戦1勝、地方12戦0勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額1,300万円（2.6万×500口）で一口馬主が募集された。

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

7月29日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は516kg。18頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず18着に敗れた。

10月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

10月27日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた4戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中京ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

3歳（2013年）

2月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田豊騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、3着に入った。

3月10日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（5戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（6戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（7戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったビーインラプチャーにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

5月18日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田豊騎手（8戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田豊騎手（9戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で吉田豊騎手（10戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田豊騎手（11戦0勝）。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、ヤマトツバキに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

8月3日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で吉田豊騎手（12戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のキョウエイリリックに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月14日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉田豊騎手（13戦1勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

4歳（2014年）

1月25日、中5週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で吉田豊騎手（14戦1勝）。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

2月16日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は黛弘人騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に敗れた。

3月8日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田豊騎手（15戦1勝）。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（16戦1勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（中山ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（17戦1勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

4月19日、連闘で迎えた22戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（18戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に終わった。

6月1日、中5週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（19戦1勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた24戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（函館芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

9月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。13着に終わった。

10月19日、中3週で迎えた26戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月9日、中2週で迎えた27戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2800m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のウインボナンザに1馬身3/4の差をつけて勝利をモノにする

12月6日、中3週で迎えた28戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3210m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳（2015年）

1月18日、中5週で迎えた29戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田豊騎手（20戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた30戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（21戦1勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

2月21日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた31戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり最後はスリーダッシュと並んで13着同着となった。

4月14日、中6週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた32戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、ファンシーハルター特別（船橋ダート1800m 小雨/不良）に出走。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた33戦目は、ライラック特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた34戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、青葉特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた35戦目は、薫風特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた36戦目は、大磯町特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた37戦目は、ムーンストーンスター賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で瀧川寿希也騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

7月23日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた38戦目は、清川村青龍祭賞～音と炎のフェスティバル～（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で瀧川寿希也騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた39戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、サードニックス賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

8月21日、中0週で迎えた40戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、銀河特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた41戦目は、株式会社ソフテム30周年記念（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は郷間勇太騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた42戦目は、千代田区特別（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた43戦目は、清川村宮ヶ瀬クリスマスみんなのつどい特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷間勇太騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。