アロングフローラ（1992年生、母ヒガシアトム）

アロングフローラ（1992年3月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアロングオール（当時6歳）と交配したヒガシアトムが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三嶋ファーム。戦績は、中央平地8戦0勝、地方21戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は1995年の矢車草特別。

経歴

デビュー前

寺田新太郎厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1995年）

1月29日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は445kg。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のテツノタイトルに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月7日、連闘で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月13日、中8週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月1日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のダイヤモアをクビ差制して2勝目を挙げた。

5月26日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の藤の花特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったハシルテンサイから半馬身差の2着となった。

6月25日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦の矢車草特別（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のクインアルテミスに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月11日、中1週で迎えた7戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。14着に終わった。

9月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、ハーベストムーン特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた9戦目は、オパール特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のターボギアに1馬身半の差をつけて4勝目を獲得した。

11月9日、中2週で迎えた10戦目は、秋嶺賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマスターガールからハナ差の2着に惜敗した。

12月17日、中4週で迎えた11戦目は、ディセンバー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（7戦3勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。12着に敗れた。

4歳（1996年）

7月21日、約7か月の休養明けで迎えた12戦目は、ポートサイド賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は森下博騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた13戦目は、ファンタスティックナイト賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた14戦目は、オーガスト賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。2着となった。

9月10日、中2週で迎えた15戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、全日本リーディングジョッキー（大井ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月9日、中3週で迎えた16戦目は、神澤和弥騎手を鞍上に迎えて、フェアリーテール賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた17戦目は、ハッピーナイト賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で神澤和弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。13着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた18戦目は、錦秋賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で神澤和弥騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。13着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた19戦目は、オーチャード賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で神澤和弥騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。14着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた20戦目は、ディセンバー賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で神澤和弥騎手（4戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

5歳（1997年）

1月16日、中2週で迎えた21戦目は、春駒賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で神澤和弥騎手（5戦0勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。13着に終わった。

4月19日、約3か月の休み明けで迎えた22戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた23戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた24戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下の湘南特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた25戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の尾瀬特別（福島芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

7月20日、中4週で迎えた26戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の加治川特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上900万下の支笏湖特別（札幌芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた28戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のポプラステークス（札幌芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた29戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下のおおぞらステークス（札幌芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。