マーブルダンサー（2004年生、母レアシングチェリー）

マーブルダンサー（2004年5月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋踊り子」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時11歳）と交配したレアシングチェリーが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）設楽牧場。戦績は、中央平地18戦1勝2着2回、中央障害2戦0勝。主な勝ち鞍は2007年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、設楽牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、下村直によって756万円で落札された。

田所清広厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

1月20日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は470kg。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、伸びてきたファートゥム決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

3月17日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びで猛進したが、伸びてきたイタリアンオリーブ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

4月8日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池添謙一騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて、最後は2着のアメジストリングに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

5月6日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳500万下の矢車賞（京都芝1800m 外回り雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で池添謙一騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で池添謙一騎手（6戦1勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

6月9日、中2週で迎えた8戦目は、3歳500万下のマカオジョッキークラブトロフィー（中京芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で池添謙一騎手（7戦1勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

7月16日、中4週で迎えた9戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/不良）に49kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

4歳（2008年）

4月27日、約9か月半の休養明けで迎えた10戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の桑折特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

10月19日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた11戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺薫彦騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

5歳（2009年）

1月10日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺薫彦騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた16戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。最後は失速してしまい14着に終わった。

3月29日、中4週で迎えた18戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝2200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての17番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず18着に終わった。

5月31日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた20戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。