キングオブハーバー（2018年生、母ビエントハーバー）

キングオブハーバー（2018年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時15歳）と交配したビエントハーバーが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はカミイスタット。2020年の園田ジュニアカップ(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

新子雅司厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2020年）

10月14日、デビュー戦は下原理騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は462kg。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホットストリークにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月12日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったエイシンシルエットに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月3日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のホットストリークに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月31日、中3週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は下原理騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

3歳（2021年）

2月16日、中6週で迎えた5戦目は、3歳A B（姫路ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（3戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したコンモートフーガを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた6戦目は、3歳A（姫路ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（4戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のシェナキングを半馬身振り切って優勝

12月16日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は笹田知宏騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

4歳（2022年）

1月20日、中4週で迎えた8戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

5歳（2023年）

6月9日、約17か月の休み明けで迎えた9戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、マーガレット賞（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松木大地騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は笹田知宏騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

8月20日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、所蛍騎手を鞍上に迎えて、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた14戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、ナカノモトキ生誕特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた16戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた17戦目は、バルバル特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡村卓弥騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた18戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡村卓弥騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた19戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C3 17（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた20戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、C3-18（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた21戦目は、まりあ十周年記念特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

6歳（2024年）

1月1日、中1週で迎えた22戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般C3 15（高知ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

1月9日、連闘で迎えた23戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

1月31日、連闘で迎えた25戦目は、一般C3-9（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

2月6日、連闘で迎えた26戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

2月14日、連闘で迎えた27戦目は、一般C3-10（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた28戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（8戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

3月6日、連闘で迎えた29戦目は、伊予馬事畜産特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったララプロフォンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3月12日、連闘で迎えた30戦目は、一般C3-9（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3-9（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（9戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（10戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3 11（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（11戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。