エスケーグレイス（2004年生、母エスケーロイヤル）

エスケーグレイス（2004年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋優美」。毛色は鹿毛。種牡馬のスターオブコジーン（当時16歳）と交配したエスケーロイヤルが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は萩澤泰博。戦績は、中央平地3戦0勝、地方30戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の一般D2-1。

経歴

デビュー前

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

11月25日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。18頭立ての17番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

12月2日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

3歳（2007年）

3月10日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。

4月16日、中4週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた4戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のパンジー賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた5戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトカーネーション特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

7月3日、中7週で馬体重を前走から28kg増やして迎えた6戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般D3-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキハタタイムリーからクビ差の2着となった。

7月18日、中1週で迎えた7戦目は、一般D3-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスタイリッシュアイに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月31日、中1週で迎えた8戦目は、一般D2-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサンタップに1馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

9月24日、中7週で迎えた9戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた11戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシゲルトッピダカを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて3勝目をマークした。

11月18日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた13戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシゲルトッピダカを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

12月8日、連闘で迎えた14戦目は、3歳以上C1-8（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

4歳（2008年）

1月13日、中4週で迎えた15戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-10（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C1 11（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は下條知之騎手（2戦1勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

2月10日、連闘で迎えた17戦目は、3歳以上C1 13（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

2月16日、連闘で迎えた18戦目は、3歳以上C1 11（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下條知之騎手（4戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

2月23日、連闘で迎えた19戦目は、3歳以上C1 13（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で下條知之騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C1-10（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で下條知之騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

4月23日、中6週で迎えた21戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた22戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた23戦目は、荒尾ふれあい朝市会特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた24戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた25戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、パチ☆チャンスカップ（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月19日、中3週で迎えた26戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は田中純騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた27戦目は、バー・スプリングス特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（5戦0勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた28戦目は、パチ☆チャンスカップ（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（6戦0勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた29戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（7戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた30戦目は、田野井が荒尾にキター!記念（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（8戦0勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた31戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C3 4（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。5頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた32戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた33戦目は、祝!荒尾NRS杯（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（10戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。