カフネ（2020年生、母アリスパイレーツ）

カフネ（2020年4月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「愛しい人をなでる仕草(ポルトガル語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時15歳）と交配したアリスパイレーツが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はスマイルファーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳。

経歴

デビュー前

鈴木孝志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

11月27日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は420kg。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた2戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

3歳（2023年）

3月12日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

5月13日、中8週で迎えた4戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

6月18日、中4週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた5戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアニマルキリシマに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリネンデイジーに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で飛田愛斗騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

8月20日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦の8月25日から飯塚オートは「ダイヤモンドレース」杯（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で飛田愛斗騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったブッシュテソーロに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のVTuber古月アイル3周年記念（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で飛田愛斗騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

9月18日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で飛田愛斗騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグレースエンブレムに6馬身の差をつけて優勝

10月8日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた11戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で飛田愛斗騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のファイナルソードをクビ差振り切って優勝

10月28日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で飛田愛斗騎手（7戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で飛田愛斗騎手（8戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた14戦目は、実は佐賀県は小麦の産地です賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で飛田愛斗騎手（9戦3勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた15戦目は、C2-8組（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で飛田愛斗騎手（10戦3勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい6着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた16戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、SAGAジョッキーズセレクション（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

4歳（2024年）

1月8日、中1週で迎えた17戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2-9（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

1月28日、中2週で迎えた18戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（11戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったシュアーウィナーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月12日、中1週で迎えた19戦目は、BAOO記念（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（12戦3勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2-6（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は小林凌騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた21戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた22戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、UMATENAライブ開催記念（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったテーオーラトゥールに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月20日、中3週で迎えた23戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は中山蓮王騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2-4（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（13戦3勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。