ウォーターペッパー（1987年生、母ウオーターメロディ）
Water Pepper
1987.05.02
ウォーターペッパー（1987年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコインドシルバー（当時13歳）と交配したウオーターメロディが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）本巣牧場。戦績は、中央平地17戦1勝、地方33戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1989年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
田所秀雄厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1989年）
8月5日、デビュー戦は田所秀孝騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（函館ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は428kg。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。
8月27日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で田所秀孝騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。
9月3日、連闘で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田所秀孝騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が冴えず3着に終わった。
9月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田所秀孝騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るライラックスイセイを驚異的な末脚で3/4馬身差し切って未勝利戦を制した。
10月21日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定3歳400万下のりんどう賞（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田所秀孝騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。
11月19日、中3週で迎えた6戦目は、3歳400万下のかえで賞（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田所秀孝騎手（5戦1勝）。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。
12月3日、中1週で迎えた7戦目は、五十嵐忠男騎手を鞍上に迎えて、3歳400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。
12月24日、中2週で迎えた8戦目は、3歳400万下（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は田所秀孝騎手（6戦1勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。
4歳（1991年）
1月7日、約12か月半の休み明けで迎えた9戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。
1月19日、中1週で迎えた10戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。
2月9日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は田所秀孝騎手（7戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。
2月25日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は久保田英敬騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。
3月10日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は田所秀孝騎手（8戦1勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。
3月31日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田所秀孝騎手（9戦1勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。
4月21日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は久保田英敬騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。
5月4日、中1週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた16戦目は、5歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。
5月11日、連闘で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で久保田英敬騎手（4戦0勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。
7月2日、中6週で迎えた18戦目は、吉井敏雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。
7月15日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井敏雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月30日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井敏雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月13日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井敏雄騎手（3戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月25日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井敏雄騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月7日、中5週で迎えた23戦目は、大瀬戸豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のハクツコーチに1馬身半の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。
10月29日、中2週で迎えた24戦目は、アスター賞（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大瀬戸豊騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
11月10日、中1週で迎えた25戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大瀬戸豊騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月19日、連闘で迎えた26戦目は、4歳以上C1-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で大瀬戸豊騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月2日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C1-4（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大瀬戸豊騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月16日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C1-4（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で大瀬戸豊騎手（5戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
5歳（1992年）
4月12日、約4か月の休み明けで迎えた29戦目は、山本益男騎手を鞍上に迎えて、シリウス特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、4歳以上C1-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本益男騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月11日、中1週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた31戦目は、4歳以上C1-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本益男騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月25日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C1-5（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山本益男騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月8日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C1-5（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本益男騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月22日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C1-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本益男騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月5日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C1-4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本益男騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のモンヒカリに3馬身の差をつけて3勝目を奪取した。
7月19日、中1週で迎えた36戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山本益男騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月1日、中5週で迎えた37戦目は、4歳以上C1-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山本益男騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月13日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C1-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山本益男騎手（9戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
9月27日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上C1-4（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉井敏雄騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒラソウウィンから1馬身差の2着となった。
10月12日、中1週で迎えた40戦目は、平床良博騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-4（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月27日、中1週で迎えた41戦目は、4歳以上C1-4（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平床良博騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったユウキミョウオーから1馬身差の2着となった。
11月21日、中3週で迎えた42戦目は、4歳以上C1-4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で平床良博騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月29日、連闘で迎えた43戦目は、4歳以上C1-3（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で平床良博騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のヒラソウウィンに1馬身の差をつけて4勝目を手にした。
12月15日、中1週で迎えた44戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキー（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
6歳（1993年）
4月11日、約4か月の休養明けで迎えた45戦目は、井樋一也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。
4月25日、中1週で迎えた46戦目は、4歳以上C1-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山本益男騎手（10戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月10日、中1週で迎えた47戦目は、今治宏信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月25日、中1週で迎えた48戦目は、4歳以上C1-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったコスモキングから3馬身差の2着に敗北した。
6月6日、中1週で迎えた49戦目は、4歳以上C1-2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は今治宏信騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月20日、中1週で迎えた50戦目は、4歳以上C1-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で今治宏信騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。