ヨドノプルメリア（2017年生、母ヨドノグレイス）

ヨドノプルメリア（2017年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ハワイを代表する花」。毛色は鹿毛。種牡馬のアンライバルド（当時11歳）と交配したヨドノグレイスが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は林農場。主な勝ち鞍は2021年の4歳以上C3。

経歴

デビュー前

北出成人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

1月19日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/重）に出走。馬体重は426kg。18頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた3戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

5月15日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のパキラ賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた6戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

7月10日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 曇/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のケイウンコトブキに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月31日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 雨/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のブルーイメルに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

12月2日、約4か月の休養明けで迎えた9戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のツインフルムーンに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

4歳（2021年）

1月6日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、オウケンブリザードに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

1月26日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（姫路ダート800m 雨/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

2月18日、中2週で迎えた13戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、コスモタイシに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

3月16日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

4月14日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

5月13日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上C3（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて、最後は2着のブルベアトーノをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

5月28日、中1週で迎えた17戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、エムザックベルガーに交わされて3馬身半差の2着となった。

9月10日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、木本直騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C3（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木本直騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木本直騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

11月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

12月3日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（8戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、ダイメイリボンにクビ差交わされて2着となった。

12月30日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（9戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

5歳（2022年）

1月13日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、アトムヴェローチェにハナ差交わされて2着に甘んじた。

2022年1月18日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。